JR相模線宮山駅から寒川神社や縄文時代の岡田遺跡を通り、のどかな田園地帯を通って茅ヶ崎里山公園へ向かう約5kmのコースです。
秋には、茅ヶ崎里山公園手前に、栗狩りや柿狩りを楽しめる観光農園もあります。
宮山駅→寒川神社→さむかわ中央公園→宮山緑地→宮山遺跡→十三塚→菅谷神社→岡田遺跡→越の山横穴墓群→青少年広場→下馬落観音堂→県立茅ヶ崎里山公園
JR相模線 宮山駅
(トイレがあります)
駅を出るとすぐ左手にコンビニがあります。
信号を渡り、右へ行くと寒川神社へ着きます。
ぺンドレーバクルボーイ二世号之墓
本堂手前、左手にあります。
昭和初期、イギリス生まれの種豚で、高座豚の祖となりました。
宮山緑地
元和6年(1620)宮山村を知行していた旗本杉浦正友氏により池が整備され、弁財天が祭られたのが始まりと言われています。
宮山遺跡
弥生時代後期から古墳時代前期の遺跡が見つかっています。
主な遺構・遺物は、方形周濠墓や住居跡、弥生土器、石器などです。
十三塚
十三塚は、北は岩手県、南は鹿児島まで分布しており、神奈川県では27ケ所が知られています。配列はほぼ一直線に並ぶのが基本と考えられ、村境や街道筋に沿ったものが多く、当地の十三塚もその一例といえます。
江戸時代には並塚(ならびづか)と言われていたものが仏教上の数の意味から十三塚と称されるようになったものと思われます。
菅谷神社
天保神輿は町指定重要文化財第7号です。
岡田遺跡から越の山横穴墓群、青少年広場へ行く道です。
この階段を降りて、右が越の山横穴墓群、左が青少年広場です。
越の山横穴墓群方向
青少年広場方向
越の山横穴墓群
この墓は膨張アーチ型横穴とよばれ、7世紀ごろのものと推定されます。
寒川町青少年広場、小出川(追出橋)を通り過ぎたら左へ進みます。
田圃道を直進します。
突き当りを右折します。
下馬落(げばらく)観音堂
光照山普門寺。馬に乗ったまま前を通ると落馬すると伝えられています。本尊は下馬落観音で、33年に一度しか拝むことはできません。高座郡三十三観音霊場第14番札所という説があります。
本堂は元和3年(1617)に再建されたものです。
[出典]
「ふるさとの寺と仏像」茅ヶ崎郷土会 昭和52年2月
ぎゃーぎ婆さん{咳気神(げいきしん)}石仏
下馬落観音堂近くにありました。
この前の道を進むと、里山公園へ着きます。
制作年:寛文○年(1661~1672)
しぐさ:両手で胸元を広げ、乳児に母乳を与えようとしているかのごとく見える。
地元の伝承:風邪やのどの病気を治してくれる。
[出典]
ちがさきの石仏 第20号(2015.8.25) p12
発行:茅ヶ崎市教育委員会、茅ヶ崎市文化資料館
編集協力:文化資料館と活動する会
茅ヶ崎市文化資料館ホームページ
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/bunka_rekishi/bunkashiryokan/index.html
からダウンロードできます。
里山公園へ到着です。
[出典]
・「寒川の文化財」 寒川町教育委員会編集 平成14年3月発行
・「茅ヶ崎里山公園ウォーキングマップ JR相模線コース」指定管理者(財)神奈川公園協会 県立茅ヶ崎里山公園パークセンター 奈川県藤沢土木事務所 公園課 2010.11 発行、
↑ Language
Last Update : 2020.2.18