「古東海道(古道)は何処?」の調査結果報告書(資料1)によりますと、古東海道(奈良時代の東海道)は平塚から相模川を渡り、寒川神社の東側を通り海老名の国分寺へ抜けていた、という説があります。
現在、資料1に示す道は残っていないので、資料1に極力近い道筋を辿ってみました。
寒川町内の古東海道は、南端から北端まで、直線距離で約3.5kmです。
JR相模線寒川駅から起点の八角公園まで、直線距離で約1.3kmです。
また、終点の目久尻川付近(広域リサイクルセンター対岸)からJR相模線倉見駅までは直線距離で約1.7kmです。
八角公園
旧西寒川駅
相模海軍工廠跡
八角公園
一之宮緑道へと続いています。
八角公園
鎌倉江嶋大山新板往来雙六から一之宮の絵
八角広場にあります。
一之宮公園
左側は旧国鉄寒川西支線の線路跡です。
一之宮緑道
旧国鉄寒川西支線の跡です。
相模線大門踏切と寒川神社一の鳥居
水道記念館・水の広場入口
一の鳥居を過ぎると、まもなく左手に水道記念館・水の広場の入口があります。
(工事中で入れない時があります。)
水の広場
水道記念館
トイレがあります。
できたての水を飲むことができます。
寒川神社参道
左手が水道記念館です。
さむかわ中央公園東側道路
左手がさむかわ中央公園で、奥に体育館が見えます。
トイレがあります。
宮山緑地
トイレがあります。
宮山緑地~福泉寺
宮山緑地から福泉寺へ向かう道です。
左手の道が古東海道の道筋に近いと思われます。
福泉寺は右手の道でも行けます。
福泉寺
天正14年(1586)開山。本尊は地蔵菩薩。
相模国高座郡南部地蔵尊 二十四札所の内、第16番札所。
高座郡三十三観音霊場の内、第13番札所。
念宗寺
本尊の木造阿弥陀如来座像は町指定重要文化財第17号
雉子稲荷
念宗寺境内、門を入ってすぐ、右手奥にあります。かながわの昔話50選。
小出川
宮山旭 地神塔
[左側面]
南 一之宮道
北 国分寺道
[右側面]
此方 作場道(農道)
文政十二年(1829)丑八月吉日
(古くから国分寺と一之宮を結ぶ道が南北に通っていたことをうかがわせる)
宮山2723番地
倉見
小出川沿いの道です。
古東海道 北端
この辺りで寒川町から藤沢市へ入ります。
右手奥は小出川です。
[参考資料]
資料1:「古東海道(古道)は何処?」の調査結果報告書
ー神奈川県西部地域を中心とした古代の東海道の確認調査ー
(平成26 年1 月20 日)
特定非営利活動法人東海大学地域環境ネットワーク
野間紀之
蝦蟇山舎だより
下記は資料1に含まれている地図です。この地図を参考に極力近いコースを辿ってみました。
下記地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)を複製したものです。(承認番号 平25情複、第604号)
発行 2015.10.4
改定 2018.1.22
↑ Language
Last Update : 2020.2.18